ある夜、いつものようにこぞぅがその場に来ると、男が3人のチンピラ風の連中ともめていた。
こぞぅが原因を理解する間もなく、男とチンピラの激しいケンカが始まった。
ガタイの大きな男はチンピラ達次々と蹴散らしてゆく。
ほとんど一方的にやられまくったチンピラ達は、捨てゼリフを吐いて楚々と退散していった。
その日男は無口だった。そして何処か淋しげにも見える。
察したこぞぅは早々にその場を後にする事にした。
明日は元気になっていればよいがと思いながら。